ダイエット後のリバウンドで悩まされている方は多くいるのではないでしょうか.
今回は,そんなリバウンドのメカニズムについて書いていきたいと思います.
リバウンドはなぜ起こるの?
リバウンドは,耐糖能の低下によるインスリンの分泌機能低下と感受性の低下が原因と言われています.
耐糖能とは,食事を通して体内の中に入ってきた糖質(ブドウ糖)を処理する能力のことで,血糖値を下げるためのインスリンが正常に働いているかを示したものです.
ダイエットを行うために食事制限(一日のカロリーを落とす=糖質の量も減らす)を行うことで,耐糖能が低下し,ダイエットを終えて普通食に戻したときの血液中の糖質を十分に処理しきれないことから,余った糖質が体脂肪に回ってしまうメカニズムになっているのです.
これがリバウンドの真実です.
リバウンドを防ぐには?
リバウンドを防ぐために一番大切なことは,インスリンの働きを回復(血糖値を下げる=血液中の糖質を回収)させてあげることです.
具体的な方法としては,ダイエットを終えて普通食に戻す時に低GI食(玄米,多穀米など)を食べると良いです!!
理由は,インスリンを徐々に回復させることが出来るからです.
インスリンの働きを素早く回復させないと,血液中の糖質を処理しきれずに体脂肪になるんじゃないの?と思われた方もいると思います.
これは,ダイエットのために食事制限(カロリー制限)を行うことで,インスリンの働きが悪くなることから,普通食に戻した時に,すぐにインスリンの働き(血液中の糖質を回収)が正常に働いてくれないのです.
つまり,インスリンの働き(血液中の糖質を回収)よりも血液中の糖質の量が多いということです.
したがって,普通食に戻したときのドカ食い(糖質を大量に摂る)は,インスリンの働きが正常に分泌される前に血液中に多くの糖質が入ってくることから,インスリンが全て処理しきれない=余った糖質が体脂肪に変換される=リバウンド
なので,普通食のポイントはインスリンを徐々に回復させてあげることです.
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