風邪を予防するには

以下転載記事になります!!

けっこう「夏風邪」に悩まされている人が多いようで・・

冬になってから書こうと思ったけど、とりあえず現時点でも書いておく。

風邪の原因と症状について

 「風邪のウィルス」という言葉は良く耳にするはず。つまり、風邪の主な原因はウィルスなのだ。ただし、他にマイコプラズマなどの微生物が原因となることもある。

これらのウィルスや微生物は、まず鼻や喉の粘膜から体内に侵入してくる。鼻水が出たり、咳をして痰を出したりするのは、身体がウィルスを排除しようとする働きなのだ。

 そして粘膜のガードを破ってウィルスや微生物が体内に入り込んでくると、白血球がそれらをやっつけようとして働きはじめる。この「白血球VSウィルス」の戦いの時に、熱が出たり身体がダルくなったりする。

なお、ウィルスや微生物のように「自分自身でないもの」をやっつけようとする働きのことを、「免疫」と言う。免疫力が高いというのは、この「自分自身でないもの」をやっつける白血球などの免疫を司る物質が強いことを言うわけ。

 さてウィルスや微生物は普通の体温のとき(37度くらい)には活発に働くんだけど、体温が高くなると徐々にパワーダウンし、最後には死んでしまう。

だから白血球はウィルスや微生物を見つけると、脳に「体温を上げろ」というメッセージを送って、ウィルスや微生物をやっつけようとする。それが風邪で体温が高くなるメカニズムなのだ。

 そして身体がウィルスや微生物と戦っているときは、できるだけ多くのエネルギーを免疫物質にまわしてやらなければいけない。

そのため、脳は「ダルくなる」という信号を出すことによって、動き回ったりして身体が余計なエネルギーを消費するのを防ごうとするのである。

風邪薬やドリンク剤の功罪について

 そう考えると、風邪薬や解熱剤で無闇に熱を下げるのは考えもの。せっかく体温を上げてウィルスや微生物をやっつけようとしているのに、無理やり熱を下げてしまったのでは意味がない。

また栄養ドリンクなどで元気を出そうというのもNG。ダルさは脳が「休め!」と命令している証拠なのだ。

 一般的に言って、風邪薬や栄養ドリンクは、「かえって治りを遅くする」と考えて間違いない。

熱を下げることはウィルスや微生物の活動を活発にすることになるし、一時的に元気が出て動き回るのは、余計なエネルギーを消費して、身体がウィルスや微生物と戦うエネルギーを減らしてしまう。

なお、栄養ドリンクに含まれる程度の栄養成分や生薬は、風邪を治す効果としては殆ど期待できない。高価なドリンクを買って効いた気になるのは、まさに気のせい。これをプラセボ効果と言う。まぁ効いたのであれば、プラセボであろうと何であろうと構わないけどね…

 風邪を治すためには、なんといっても安静にしていることが一番大事。風邪薬やドリンク剤などは、どうしても休めない仕事があるときとか、大事な試合なのに風邪を引いてしまったときなどに、一時的に使うだけに留めるようにしたいもの。

なぜ冬になると風邪を引きやすくなるのか?

 風邪のウィルスや微生物は、一般的に気温が低いときに繁殖しやすくなる。これが冬に風邪を引きやすくなる原因。ただし、気温が低すぎるとウィルスは生きていけないため、南極のようなところでは逆に風邪を引きにくいという。

なお「夏風邪」というものもあるけれど、これは珍しく高温多湿を好むウィルスによるものなのだ。

 そのほかに、気温が下がると血管が収縮するため、免疫物質を身体が作る能力が落ちるということもある。

だから風邪を防ぐには「できるだけ暖かくする」こと。ちなみに日本人の平均寿命が延びたのは、エアコンの普及によって冬を過ごしやすくなり、老人が風邪を引きにくくなったことが一因とも言われている。

また夏風邪に限らず、冬でなくても風邪を引くことはある。良く「引越しの後は風邪を引きやすい」と言われるけど、身体は強いストレスを感じたときに大量のビタミンCを消費する。ストレス対抗ホルモンを作るためにビタミンCが必要とされるからであり、ビタミンCは免疫物質を作るときにも必要とされるのだ。

だから引越しとか、強い運動をした後などは体内のビタミンCが少なくなってしまうため、免疫物質を十分に作ることができなくなっている。このようなとき、ウィルスにやられてしまうと、イッパツで風邪を引いてしまうというわけなのだ。

先ほど「免疫物質にエネルギーを与えるため、安静にすること」と書いたけど、過労などのストレスを避けるためにも、安静にして十分な睡眠をとることが、なによりも重要。

予防方法

・粘膜の強化

 まずはウィルスや微生物の入り口である粘膜。ここを強化すること。鼻や喉の粘膜が強くなれば、ウィルスや微生物の侵入を防ぐことができる。

さて粘膜強化のために必要な栄養素は、何と言ってもビタミンA。これを大量に摂取しないとダメ。
ビタミンAはサプリメントで摂取する必要はなく、食事から十分な量を摂ることができる。またビタミンAの大量摂取は副作用が起こりうるけれど、食事から普通に摂取するぶんには、その心配はない。

↑、と書くことにしている。副作用に過敏な人が多いので。本当はサプリメントでビタミンAを補給したいし、サプリメントで補給しても、普通の摂取量だったら、まず副作用は出ない。

 ビタミンAの良質な補給源としては、鳥や豚、牛などのレバーや、卵、牛乳、バターなど。居酒屋で出てくるアンキモ(鮟鱇の肝臓)なども良いもの。寒さを感じる季節になってきたら、これらの食物を積極的に食べるようにしていきたい。

なお、ウナギはあまり良い補給源ではない。ウナギのような淡水魚に含まれるビタミンAは、人間が利用できるものとは少し構造が違うのだ。いっぽう、鮟鱇やタラなど海水魚に含まれるビタミンAは人間が利用しやすい構造のものである。

 ちなみにβカロチンだけでは不十分。βカロチンはビタミンAに変換されると言われるけど、その変換効率は必要最小限度。風邪の予防となるほどのビタミンAを作り出すには心もとないのだ。

 なお粘膜には乾燥が大敵。できれば加湿器を部屋に備え付けると良いのだが、濡れたものを部屋に干したり、ストーブの上にやかんを置いて沸騰させておくだけでも効果はあるはず。

 加湿器のなかには、アロマオイルを入れるタイプのものがある。これにフランキンセンスやペパーミントなどの精油を入れると、咳や鼻づまりの症状を抑えることができるよ。 

・ 免疫物質をつくるために ~基本栄養素

白血球などの免疫物質を作るためには、まずは十分なタンパク質、そしてビタミンC。

ただし風邪の予防のためにお勧めの量としては、一日に2~3g程度。ビタミンCは大量に摂取しても、せいぜい下痢程度の副作用しかないので、もう少し多めに摂取しても大丈夫。

 もし油断して風邪を引いてしまった場合、ビタミンCの必要量は急増する。身体が大量のビタミンCを必要としているため、かなり大量に摂取しても下痢しなくなるのだ。

だいたい一日に5~10gを目安として、1回に1~2gを2~3時間ごとに小分けにして飲むようにしよう。

なおこれだけの量を飲むとなると、カプセルや錠剤タイプのものより、パウダータイプのものの方が便利。ビタミンCのパウダー(ビタミンC原末)が薬局で安く買える。ただし酸っぱいので、甘いジュースなどに溶かして飲むようにしたほうがいいだろう。

 なおタンパク質については、できるだけホエイプロテインを選んで飲むこと。ホエイプロテインにはシステインというアミノ酸やガンマグロブリン、ラクトフェリンなどの免疫向上物質が入っており、風邪のときにはもってこいなのだ。

 アミノ酸ではシステインのほかに、グルタミンとアルギニンも免疫向上に効果的。風邪を引いてしまったら「グルタミン5g+アルギニン2.5g」を2~3時間置きに飲むようにすると、治りが早くなるはず。

 他にミネラルとして「亜鉛」が重要。「胸腺」という免疫を司る器官があるんだけど、これは加齢によってだんだん萎縮してしまう。
しかし亜鉛を十分に摂取していると、その萎縮を抑えることができるのだ!

また免疫物質の活性は、亜鉛の濃度と直接の関係がある。さらに試験管での実験では、亜鉛がウィルスの増殖を抑える「抗ウィルス効果」が確認されている。だいたい亜鉛として一日に15~30mg程度を目安に摂取しておくと良いだろう。

 なお亜鉛には面白い使い方があって、アメリカでは亜鉛のトローチが販売されている。風邪の引きかけに亜鉛のトローチを舐めると、鼻水や咳などの症状を抑え、治りを早くすることができると言われているんだ。

応用編としては、まずビタミンD。普段は2000iu程度でよいが、風邪っぽいときは10000~20000iuに。
そしてハーブのアストラガルス(オウギ)。熱っぽい風邪の場合はバンラン茶(できればイスクラ製)。

転載リンク

https://ameblo.jp/doronjo7/entry-10310121675.html

https://ameblo.jp/doronjo7/entry-10310808855.html

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