傷害予防ビジネスが売れない理由

ちなみに,私は傷害予防ビジネスに対して大賛成です.

理由は,日本人は事後行動が大半だからです.

日本人は,身体が痛くなってから,病気になってから病院に行ったりすると思います.

トレーナーの観点から言わせていただくと,身体が痛くなるのも病気になるのも事前に防げる事はたくさんあります.※全ての痛みや病気を必ず予防出来るわけではありません.

2060年には40%が65歳の超高齢化社会に到達すると言われています.

そのような背景から,ここ数年で傷害予防を目的としたクリニックや整体が増えてきました.

しかし,その反動で,数年で畳んでしまう例も数多くあります.

今回は,この傷害予防ビジネスが買い手にとって価値を感じにくい理由について書いていきたいと思います.

傷害予防ビジネスが売れない理由

私は,傷害予防ビジネスが売れない理由はBeforeからAfterが明確ではないからだと考えています.

つまり,傷害予防ビジネスというサービスの価値を感じにくいという事です.

健康な状態を0とします.痛みがある状態をマイナスとした時に,マイナス(痛みがある状態)から0(健康な状態)にするのが治療(手術など)の役割になります.

痛みがある状態(マイナス)から健康な状態(0)に戻すサービスの価値を感じやすいのは言うまでもないでしょう.

理由は,痛いという感覚(Before)から痛みがなくなった(After)という感覚を感じやすいからです.

別の例えで言うならば,ダイエットも価値を感じやすいです.

太っている(Before)から痩せた(After)という状態を体重計や見た目といった視覚から感じやすいからです.

傷害予防ビジネスというのは,健康な状態(0)から痛みがある状態(マイナス)にさせない事を言います.

言い換えると,傷害予防ビジネス=0(健康な状態)から0(健康な状態=マイナスにさせない)という事です.

つまり,0から0というようにBeforeからAfterが感じにくい=変化がないサービス=価値を感じにくいという事が言えます.

これが,傷害予防ビジネスに価値を感じにくい理由だと考えています.

じゃあ傷害予防ビジネスの価値はどう伝えればいいの?

結論から言うと難しいです.

理由は,傷害予防はすぐに結果が出るものではないから(Before→Afterをすぐに感じにくい)です.

じゃあ,傷害予防なんてしなくていいじゃんとはなりません!!

例えば,高齢の方が傷害予防の為の運動を全く行わない筋力,柔軟性の低下=転倒しやすい,起き上がれなくなる=不健康という式が成り立ちます.

あなたが仕事をしたり,家族と旅行に出かけたり,趣味に没頭したり出来るのも健康な状態だからです.

短期的に見れば価値を感じられないサービスにお金を投資するように思いますが,長期的に見れば一日でも長く健康な状態に居続けられるという事です.

つまり,一日でも長く健康な状態に居続けられる=仕事をする,家族と旅行に出掛ける,趣味に没頭する等といった事ができる=健康な状態という時間を与えている(生涯現役)という事が言えます.

実際に,運動が怪我のリスクを1/3にするという論文もあります!!

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24100287

私は,傷害予防の最大の目的は買い手に一日でも長く健康な状態に居続けられる,つまり,仕事をする,家族と旅行に出掛ける等といったうれしさ=健康な状態という時間を買い手に与えていると考えています.

まとめ

・傷害予防の目的は買い手に健康な状態という時間を与えている.

・健康な状態という時間があれば,仕事でも,旅行でも,美味しいものを食べるでもなんでもできる=健康な時間があれば一日でも長く好きな事ができる.

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