大臀筋の弱化と膝痛の関係性

今回は,大臀筋と傷害予防の関係性についての第2弾になります!!

大臀筋が腰痛に対してどのように関わっているのかについては,下記リンクを参照してください⬇︎⬇︎

膝の痛みにも様々な種類があります.

今回は,大臀筋の機能不全(筋力不足及び柔軟性の低下)が膝痛に対してどのように関わっているのかについて書いていきたいと思います.

膝蓋大腿疼痛症候群

◯膝蓋大腿疼痛症候群(変形性膝関節症の一種)

日常動作におけるしゃがむ動作において深くしゃがむ事により(上体直立位),身体重心線から膝関節までのモーメントアームの増大から膝関節屈曲トルクが増大し,それに対抗する膝関節伸展トルクが増大する.

つまり,膝関節伸展トルクが増大することから,大腿四頭筋の動員数が増える.

又,深くしゃがむ事により大腿四頭筋腱と膝蓋腱との交わる角度が小さくなることから,膝蓋骨を大腿骨に強く圧迫する=膝蓋大腿疼痛症候群※膝蓋大腿関節に加わる関節圧縮力は,膝関節屈曲60°〜90°の間で最大となる(大腿四頭筋の連結橋数によるもの)

上記をまとめると

大腿四頭筋の力

膝関節の屈曲角度

上の二つの因子が膝蓋大腿疼痛症候群と関係している事が分かる.

では,大臀筋が膝蓋大腿疼痛症候群とどのように関わっているのかについて述べていきたいと思います.

膝蓋大腿疼痛症候群には大腿四頭筋の力膝関節の屈曲角度が関係している事が 分かった.

つまり,膝蓋大腿疼痛症候群の予防には,大腿四頭筋の力膝関節屈曲角度を改善すれば良いことになる.

大臀筋が強化されることで,しゃがむ時に臀部を斜め後方に下降させることができる.※下降時の大臀筋の収縮形態は遠心性収縮

それにより,膝関節の伸展トルクが減少する(身体重心線と膝関節までのモーメントアームの減少)=大腿四頭筋の動員数減少(相対的な股関節伸展トルクの増大)

つまり,大臀筋の強化=臀部を斜め後方に下降させることができる=大腿四頭筋の力を減らす事ができる

その結果,大臀筋の強化膝蓋大腿疼痛症候群の改善に繋がることが言える.

人間の頭はよく出来ており,弱い筋肉よりも強い筋肉を使おうとします.慣れない動きよりも慣れている動きばかりしようとします.

言い換えると,大腿四頭筋が強ければ大腿四頭筋優位の動作になるということです.

前の記事でも述べましたが,筋力がないことで出来ない動作があります.

つまり,筋力をつけることで改善される動作がある=痛みを防げる可能性が高まる

もちろん,動作自体の修正は必要ではあるが,その正しい動作を行うための筋力がなければ動作を治すことができません.

なぜなら,人の動作は筋肉が骨に伝達をしているからです.

だから,筋力は大切なのです.

まとめ

膝蓋大腿疼痛症候群

大腿四頭筋の力

膝関節の屈曲角度

上記の二つが因子となっている.

大臀筋を強化する事で大腿四頭筋の力を減らすことができ,結果として膝蓋大腿疼痛症候群の予防に繋がる.

最後まで読んでいただきありがとうございます.

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