各界の著名人が現代の働き方において「個の力」が重要であると発言しているのをよく耳にする.
ここで誤解されやすいのが,会社を辞めて個人で働く事が必ずしもメリットだけとは限らないという事だ.
今回は,会社で働くことのメリットを書いていきたいと思う.
会社には人材と資金とインフラを抱えている
個人で働くことで最も重要なことは「ブランド力」だと考える.
誰だかわからない,何者かわからない人と法人が相手をしてくれるわけないからだ.
そして,初めから何もしないでブランド力を持っている人は存在しない.
芸能人やスポーツ選手だって,その分野でトップになるから他の業界のトップとの横の繋がりができてくる.
上記の理由からも,何者かわからない人がいきなり会社を辞めて個人事業主になっても上手くいかないだろう.
では,ブランド力を高めるためには何をすれば良いのか
幻冬舎の社員であるおかげで、僕はこれらのインフラと人と金、会社が築き上げてきた信頼、そしてノーリスクで勝負する権利を利用できる。僕は幻冬舎で「ブランド」を稼いでいる。1時間50万のコンサルでは「金」を稼いでいる。地方公演はノーギャラだが「未来」を稼いでいる。
箕輪厚介氏「死ぬこと以外かすり傷」
まさにこの通りだと思う.
一言で言えば,会社を利用して個人のブランド力を高める事.
もし,失敗しても会社が責任をとってくれるし,成功したら自分の実績になる.
そうする事で,個人の仕事の依頼が増え,好きな事ができる.
そして,高めたブランド力を外でお金に換金していく.
そのためにまずは,狭い分野でも良いからトップになる事が大切.
与えられた仕事の中で輝かない人は,好きな仕事においても輝かない.
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