肝臓内に糖質が残っていると体脂肪は分解されない
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23939267
上のリンクは「筑波大学の研究グループが迷走神経肝臓枝を切断したところ,絶食による体脂肪の分解が減少した」という報告になります.
言い換えると「肝臓内にグリコーゲン(糖質)が残っていると,体脂肪の分解が抑制される」ということです※肝臓は,三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)を貯めこんでおり,必要な時にエネルギーとして血液に渡す機能があります
反対に,肝臓内のグリコーゲンを減らしておくと,体脂肪の分解が促進されたようです.
絶食をすると,体脂肪は分解されます.
絶食をする事で,肝臓内のグリコーゲン(糖質)が枯渇し,迷走神経肝臓枝を通り,脳に伝達されます.
そして,脳から「エネルギーをよこせ!!」というシグナルが脂肪に伝わり,体脂肪の分解が促進されます.
そこで,筑波大学の研究チームが「迷走神経肝臓枝を切断したら,肝臓からのシグナルが脳に伝達されないのでは?」という仮説が生まれたようです.
まとめ
体脂肪の分解は肝臓内のグリコーゲン(糖質)の量に影響されるということです.
摂取カロリーを減らしても体脂肪が減らないという方は,一日の糖質の食べる量を気にされてみるといいかもしれません.
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