ビタミンCが癌に効くというのも少しずつ知れ渡ってきました.
そこで,ビタミンシリーズについて書いていきたいと思います.
今回は第一弾!!
「ビタミンA」についてになります.
ビタミンAは大きく「レチノール」「レチナール」「レチノイン酸」の三つに分類されます.
レチノイン酸に関しては,抗がん剤としても使われており,白血病の特効薬として知られています.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25849135
↑レチノイン酸が癌の幹細胞を攻撃する有効な物質である事が発見された論文です
ビタミンAの効果
ビタミンAによる最大の効果は「免疫向上」です.
ビタミンAには粘膜を強化する作用があります.
粘膜には「自然免疫」や「獲得免疫」を強化する作用があり,インフルエンザや風邪といったウイルスや感染症と戦ってくれる働きがあるのです.

ビタミンAの効果を得るための適切な摂取量
サプリメントとして10000IU/日程度の摂取であれば,過剰症の心配なく,十分に効果を得ると言われています.※平成30年度国民・健康調査によると,ビタミンAは普段の食事から一日に平均518μgRAE(約1700IU)しか摂れていません
※厚生労働省は,ビタミンAによる過剰症のリスクを9000IU/日と定義されていますが,これは,健康障害のリスク(頭痛や脱毛)が出る45000IUの1/5の9000IUなら絶対に安全だという事です.
ビタミンAは脂溶性ビタミンですので,油を使った料理と一緒に摂取すると効率よく吸収されます.
食事からビタミンAを摂るのであれば,卵黄や豚レバー,鳥レバーがオススメです.※牛レバーはあまり含まれていません
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参考図書
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000584138.pdf
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042635.pdf
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